なんだか体が重くてやる気が出ない、しっかり寝たはずなのに疲れが取れない…。
多くの人が経験する「体がだるい」という症状。その原因は、単なる疲れだけでなく、栄養不足やストレス、さらには思わぬ病気が隠れているサインかもしれません。
この記事では、体がだるいと感じる様々な原因を、病気、生活習慣、女性特有の理由に分けて徹底的に解説します。
自分でできる解消法から、病院へ行くべき危険なサイン、何科を受診すればよいかまで、あなたのつらい「だるさ」を解消するための情報を網羅的にお届けします。
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体がだるいと感じたら|まずは危険な症状をセルフチェック
「体がだるい」という症状はありふれていますが、中には危険な病気が隠れていることもあります。まずはご自身の症状をチェックし、緊急性があるかどうかを確認しましょう。
すぐに病院へ行くべき危険なサイン
以下のような症状がだるさと共に現れた場合は、迷わず救急外来を受診するか、救急車を呼んでください。これらは脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる病気の可能性があります。
- 突然の激しい頭痛、めまい、吐き気
- 胸の強い痛みや圧迫感、締め付けられる感じ
- 呼吸が苦しい、息切れがする
- 呂律が回らない、言葉が出にくい
- 片方の手足に力が入らない、しびれる
- 意識が朦朧とする、意識を失う
- 経験したことのないほどの腹痛
- 高熱が続く
これらの症状は、一刻を争う事態を示唆しています。「少し様子を見よう」と自己判断せず、すぐに医療機関に連絡してください。
長引くだるさで受診を検討すべき症状
緊急性はないものの、以下のような状態が続く場合は、何らかの病気が原因である可能性が考えられます。一度、医療機関で相談することをおすすめします。
- だるさが2週間以上続いている
- 休息や睡眠を十分にとっても、だるさが全く改善しない
- だるさが日増しに悪化している
- だるさのせいで仕事や学校、家事などの日常生活に支障が出ている
- だるさ以外に、原因不明の体重減少、微熱、リンパ節の腫れなどがある
「いつものことだから」と放置せず、体のサインに耳を傾けることが大切です。 原因を特定し、適切な対処をすることで、つらいだるさから解放される可能性があります。
体がだるい原因【病気編】熱はないのに続く症状は要注意
熱はないのに体がだるい、という症状が続く場合、背景に病気が隠れている可能性があります。ここでは、倦怠感を引き起こす代表的な病気について解説します。
感染症(風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス後遺症など)
風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症にかかると、体はウイルスと戦うために大量のエネルギーを消費します。そのため、熱が下がった後も倦怠感や疲労感がしばらく続くことがあります。
特に、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)として、数週間から数ヶ月にわたり強い倦怠感が続くケースが報告されています。無理をせず、十分な休養を取ることが回復への近道です。
貧血(特に鉄欠乏性貧血)
貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが減少した状態です。ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ重要な役割を担っているため、これが不足すると細胞が酸欠状態になり、だるさや疲れやすさを感じます。
特に女性は月経により鉄分を失いやすいため、鉄欠乏性貧血になりやすい傾向があります。
| 貧血の主な症状 |
|---|
| 体がだるい、疲れやすい |
| めまい、立ちくらみ |
| 動悸、息切れ |
| 頭痛、頭が重い |
| 顔色が悪い、青白い |
| 爪がスプーンのように反り返る |
甲状腺機能の異常(低下症・亢進症)
首の付け根にある甲状腺は、体の新陳代謝を活発にする甲状腺ホルモンを分泌しています。このホルモンのバランスが崩れると、全身に様々な不調が現れます。
- 甲状腺機能低下症: ホルモンの分泌が不足する状態で、体のエネルギー代謝が低下し、無気力感や強いだるさを感じます。 他に、寒がり、むくみ、体重増加、便秘などの症状が見られます。
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病など): ホルモンが過剰に分泌される状態で、常に体が全力疾走しているような状態になり、エネルギーを消耗して疲労感やだるさを感じます。 他に、動悸、多汗、手の震え、体重減少、眼球突出などの症状が見られます。
糖尿病
糖尿病は、血糖値を下げるインスリンというホルモンの働きが悪くなる病気です。血糖値が高い状態が続くと、細胞がエネルギー源であるブドウ糖をうまく利用できなくなり、だるさや倦怠感を引き起こします。
また、高血糖により尿の量が増え、脱水傾向になることもだるさの原因となります。喉の渇き、多飲多尿、体重減少などの症状があれば注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。十分に呼吸ができないため、睡眠中に体が酸欠状態になり、脳や体が休まりません。 その結果、日中に強い眠気や倦怠感、集中力の低下などが起こります。
大きないびきをかく、朝起きた時に頭痛がする、熟睡感がないといった症状が特徴です。
うつ病などの精神疾患
心の病気も、体の症状として現れることがあります。特にうつ病では、気分の落ち込みや興味の喪失といった精神的な症状に加え、原因不明の強いだるさや疲労感が代表的な身体症状として現れます。
「何をしても楽しくない」「朝、起き上がるのがつらい」といった状態が2週間以上続く場合は、専門医への相談が必要です。
慢性疲労症候群(CFS/ME)
これまで健康だった人が、ある日突然、日常生活を送ることが困難になるほどの極度の疲労感に襲われる病気です。 十分な休養をとっても回復せず、微熱、頭痛、筋肉痛、思考力の低下などの症状が半年以上続きます。
原因はまだ完全には解明されておらず、診断が難しい病気の一つです。
がん
がんが進行すると、がん細胞が体の栄養を奪ったり、炎症を引き起こしたりすることで、強いだるさや体重減少、食欲不振などが現れることがあります。 特定の部位の痛みやしこり、原因不明の出血など、だるさ以外の症状にも注意が必要です。
肝臓・腎臓の病気
肝臓や腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、機能がかなり低下するまで自覚症状が現れにくい特徴があります。しかし、病気が進行すると、老廃物が体内に蓄積し、強いだるさやむくみ、食欲不振などを引き起こします。
体がだるい状態が長く続き、他の原因が思い当たらない場合は、これらの臓器の異常も疑う必要があります。
体がだるい原因【生活習慣編】やる気が出ないのはなぜ?
病気ではなくても、日々の生活習慣がだるさの原因になっていることは少なくありません。心当たりのある項目がないか、チェックしてみましょう。
睡眠不足や睡眠の質の低下
単に睡眠時間が短いだけでなく、睡眠の質が低いと、脳や体の疲労が十分に回復せず、翌日にだるさが残ります。 寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は、ブルーライトが脳を覚醒させ、眠りを浅くする大きな原因です。
また、不規則な就寝・起床時間、寝酒、ストレスなども睡眠の質を低下させます。
ストレス(精神的・身体的)
過度なストレスは、自律神経のバランスを乱す最大の要因です。自律神経が乱れると、体を活動的にする交感神経が常に優位になり、心身が休まらない状態が続きます。 これにより、エネルギーが過剰に消費され、慢性的なだるさや疲労感につながります。
人間関係の悩みや仕事のプレッシャーといった精神的ストレスだけでなく、過労や気温の変化といった身体的ストレスも原因となります。
栄養バランスの乱れ(栄養不足)
私たちの体は、食べたものからエネルギーを作り出しています。偏った食事や欠食により、エネルギー産生に必要な栄養素が不足すると、ガス欠状態になり、だるさや疲労感を感じやすくなります。
ビタミンB群の不足
ビタミンB1、B2、B6などは、食事から摂取した糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるために不可欠な栄養素です。 これらが不足すると、食べたものをうまくエネルギーに変換できず、疲れやすくなります。
鉄分の不足
前述の通り、鉄分は全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料です。不足すると体が酸欠状態になり、だるさを引き起こします。 特に女性は意識して摂取する必要があります。
タンパク質の不足
タンパク質は、筋肉や臓器、ホルモンなど、体を作る基本的な材料です。不足すると筋力が低下したり、体力を維持できなくなったりして、だるさの原因となります。
運動不足による体力・筋力の低下
体を動かさない生活が続くと、全身の筋力が低下し、少し動いただけでも疲れやすくなります。 また、血行が悪くなることで、疲労物質が溜まりやすくなることも、だるさを感じる一因です。
筋肉は体温を産生する役割も担っているため、筋力が低下すると基礎代謝が落ち、体が冷えやすくなることも不調につながります。
水分不足(脱水)
体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、血流が悪くなります。これにより、全身の細胞に必要な酸素や栄養素が届きにくくなり、老廃物も排出されにくくなるため、だるさや疲労感を感じます。
特に夏場や運動時だけでなく、冬場の乾燥した室内でも気づかないうちに水分不足になっていることがあるため、こまめな水分補給が重要です。
自律神経の乱れ
自律神経は、体を活動モードにする「交感神経」と、リラックスモードにする「副交感神経」の2つから成り立っています。この2つのバランスが崩れると、休むべき時に休めず、活動すべき時に力が出ない、といった状態になり、だるさ、めまい、頭痛、不眠など様々な不調が現れます。
不規則な生活、ストレス、ホルモンバランスの変化などが主な原因です。
体がだるい原因【女性特有】ホルモンバランスの変化
女性は、ライフステージを通じてホルモンバランスが大きく変動します。この変化が、だるさをはじめとする様々な心身の不調を引き起こすことがあります。
月経(生理)前症候群(PMS)や月経中
排卵後から月経開始までの期間は、女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えます。 このホルモンには、眠気を引き起こしたり、体に水分を溜め込んだりする作用があるため、だるさや眠気、むくみなどの症状が現れやすくなります。これを月経前症候群(PMS)と呼びます。
また、月経中は経血とともに鉄分が失われるため、貧血傾向になり、だるさを感じやすくなります。
妊娠初期・産後
妊娠初期も、プロゲステロンの分泌が活発になるため、強い眠気やだるさを感じることがあります。 これは、体を休ませて妊娠を維持しようとする体の自然な反応です。つわりによる栄養不足も、だるさに拍車をかけることがあります。
産後は、出産による体力の消耗に加え、ホルモンバランスが急激に変化します。さらに、慣れない育児による睡眠不足やストレスが重なり、心身ともに疲弊し、強いだるさを感じることが少なくありません。
更年期障害(40代・50代の女性)
40代半ばから50代半ばにかけての更年期は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少する時期です。 このホルモンバランスの大きな乱れが自律神経に影響を与え、だるさや疲労感、ほてり、のぼせ(ホットフラッシュ)、気分の落ち込み、不眠など、様々な心身の不調(更年期障害)を引き起こします。
体がだるい時の解消法|自分でできるセルフケア
病気が原因でないだるさは、生活習慣を見直すことで改善できる場合があります。今日から始められるセルフケアをご紹介します。
解消法①:睡眠の質を高める
だるさの解消には、質の良い睡眠が最も重要です。以下の点を心がけてみましょう。
- 毎日同じ時間に起き、朝日を浴びる: 体内時計がリセットされ、夜の自然な眠気につながります。
- 就寝1〜2時間前に入浴する: 体が温まり、その後の体温低下がスムーズな入眠を促します。
- 寝る前のスマホ・PCを控える: ブルーライトを避け、脳をリラックスさせましょう。
- 自分に合った寝具を選ぶ: 体に負担のかからないマットレスや枕を使いましょう。
- カフェインやアルコールの摂取時間に注意する: 就寝前の摂取は睡眠の質を低下させます。
解消法②:栄養バランスの取れた食事
1日3食、バランスの取れた食事を心がけることが基本です。特に、エネルギー産生や体作りに必要な栄養素を意識して摂取しましょう。
だるさ解消におすすめの栄養素と食材
| 栄養素 | 働き | 多く含まれる食材 |
|---|---|---|
| ビタミンB1 | 糖質をエネルギーに変える | 豚肉、うなぎ、玄米、大豆 |
| ビタミンB2 | 脂質をエネルギーに変える | レバー、うなぎ、卵、納豆 |
| 鉄分 | 全身に酸素を運ぶ | レバー、赤身肉、あさり、小松菜 |
| タンパク質 | 筋肉や体力の維持 | 肉、魚、卵、大豆製品、乳製品 |
| クエン酸 | 疲労物質の分解を助ける | 梅干し、レモン、酢 |
| イミダゾールジペプチド | 優れた抗酸化作用で疲労回復を助ける | 鶏むね肉、まぐろ、かつお |
解消法③:適度な運動を取り入れる
運動不足はだるさの大きな原因です。無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。 運動には、血行促進、体力向上、ストレス解消、睡眠の質の向上など、多くのメリットがあります。
おすすめの軽い運動・ストレッチ
- ウォーキング: まずは20分程度から。景色を楽しみながら歩くと気分転換にもなります。
- ストレッチ: 就寝前や起床後に行うと、筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなります。
- ラジオ体操: 短時間で全身をバランス良く動かせます。
- ヨガ: 呼吸を意識しながら行うことで、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
解消法④:ストレスを上手に発散する
ストレスをゼロにすることは難しいですが、自分なりの解消法を見つけて溜め込まないことが大切です。
- 趣味に没頭する時間を作る
- 友人と話す、家族と過ごす
- 好きな音楽を聴く、映画を観る
- 自然の中で過ごす(森林浴など)
- アロマテラピーや瞑想を取り入れる
少しでも「楽しい」「心地よい」と感じる時間を持つことが、心のリフレッシュにつながります。
解消法⑤:体を温める(入浴など)
体が冷えると血行が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなります。体を温めることで血流が改善し、だるさの軽減につながります。
38℃〜40℃のぬるめのお湯に15分〜20分ほどゆっくり浸かるのがおすすめです。 リラックス効果のある入浴剤を使うのも良いでしょう。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる習慣をつけましょう。
体がだるい時に役立つ食べ物・飲み物・サプリ・薬
セルフケアに加えて、だるさの回復をサポートしてくれるアイテムを上手に活用しましょう。
だるさの回復を助ける食べ物・飲み物
- 鶏むね肉: 疲労回復効果の高いイミダゾールジペプチドが豊富。
- 豚肉: エネルギー代謝を助けるビタミンB1が豊富。
- レバー: 鉄分やビタミンB群をバランス良く含みます。
- 梅干し: クエン酸が疲労物質の分解を促進します。
- バナナ: エネルギー源となる糖質と、エネルギー代謝を助けるビタミン・ミネラルを含みます。
- 味噌汁: 体を温め、水分とミネラルを補給できます。
サプリメントの活用(ビタミン・ミネラル)
食事だけで必要な栄養素を補うのが難しい場合は、サプリメントを活用するのも一つの方法です。特に、ビタミンB群や鉄分、亜鉛などはだるさの軽減に役立つとされています。
ただし、サプリメントはあくまで食事の補助です。基本はバランスの取れた食事であることを忘れずに、自分に不足していると思われる栄養素を補う目的で利用しましょう。
市販薬(滋養強壮剤など)を選ぶ際の注意点
栄養ドリンクや滋養強壮剤は、一時的にだるさを緩和する助けになることがあります。しかし、多くはカフェインの覚醒作用に頼っているため、根本的な解決にはなりません。
常用すると、かえって疲労を蓄積させてしまう可能性もあります。あくまで「ここ一番」の時のための頓服と考え、だるさが続く場合は、その原因を解消することに目を向けましょう。また、他の薬を服用している場合は、薬剤師に相談してから購入してください。
体がだるい時は何科の病院へ行けばいい?
セルフケアを試してもだるさが改善しない、または原因がわからない場合は、医療機関を受診しましょう。
まずは「内科」または「総合診療科」へ
何科に行けばよいか迷った時は、まずは「内科」または「総合診療科」を受診するのが一般的です。 問診や診察、基本的な検査を通して、だるさの原因を幅広く探ってくれます。
そこで専門的な治療が必要と判断されれば、適切な診療科を紹介してもらえます。
精神的な不調も感じるなら「心療内科」「精神科」
だるさに加えて、気分の落ち込み、不安感、不眠など、精神的な症状が強い場合は、「心療内科」や「精神科」への相談を検討しましょう。 ストレスが原因で身体症状が出ている可能性があります。
女性特有の症状なら「婦人科」
だるさが月経周期と連動している、更年期と思われる症状があるなど、女性特有の原因が考えられる場合は、「婦人科」を受診しましょう。 ホルモンバランスの乱れに対する治療(ホルモン補充療法や漢方薬など)で、症状が改善することがあります。
病院で受ける検査の例
だるさの原因を調べるために、以下のような検査が行われることがあります。
- 問診: 症状がいつからか、どんな時にひどくなるか、他の症状はないかなど詳しく聞かれます。
- 身体診察: 聴診、触診、血圧測定などを行います。
- 血液検査: 貧血、肝機能、腎機能、甲状腺ホルモン、血糖値などを調べ、多くの病気の可能性を探ります。
- 尿検査: 腎臓の病気や糖尿病の可能性を調べます。
- その他: 必要に応じて、心電図検査、レントゲン検査、超音波(エコー)検査などが行われます。
体がだるいに関するよくある質問(Q&A)
Q1. 体がだるいのは何かが原因ですか?
はい、体がだるいという症状には必ず何らかの原因があります。その原因は非常に多岐にわたり、睡眠不足や栄養不足といった生活習慣の乱れから、ストレス、貧血や甲状腺疾患、うつ病などの病気まで様々です。 まずはご自身の生活習慣を見直し、それでも改善しない場合や他の症状がある場合は、病気の可能性も考えてみましょう。
Q2. 体がだるい時はどうしたらいいですか?
まずは十分な休息と睡眠をとることが最も大切です。 その上で、栄養バランスの取れた食事を心がけ、体を温め、軽い運動で血行を促進するなど、この記事で紹介したセルフケアを試してみてください。それでも改善しない、または悪化するようなら、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
Q3. 体がだるいのは何か不足しているから?
その可能性は十分に考えられます。特に、エネルギー代謝に必要な「ビタミンB群」、全身に酸素を運ぶ「鉄分」、体力維持に必要な「タンパク質」、そして体内の循環を担う「水分」などが不足すると、体はだるさを感じやすくなります。 偏った食事をしている自覚がある方は、食事内容の見直しから始めてみましょう。
Q4. 熱はないのに体がだるいのはなぜですか?
熱は感染症などに対する体の防御反応の一つですが、だるさの原因はそれだけではありません。自律神経の乱れ、ホルモンバランスの変化、貧血による酸欠状態、精神的なストレス、睡眠不足など、熱を伴わない原因は数多くあります。 むしろ、長引く「熱のないだるさ」の方が、背景に慢性的な病気や不調が隠れているサインである可能性があり、注意が必要です。
まとめ|原因不明の体のだるさが続く場合は医療機関へ相談を
「体がだるい」という症状は、私たちの体と心が発している重要なサインです。単なる疲れと軽視せず、まずはその原因がどこにあるのかを考えてみましょう。
生活習慣の乱れが原因であれば、睡眠、食事、運動を見直すことで改善が期待できます。しかし、セルフケアを続けても一向に良くならない、あるいは悪化する、日常生活に支障が出ているといった場合は、決して無理をせず、医療機関に相談してください。
専門家の助けを借りることで、隠れた病気の早期発見につながることもあります。つらいだるさから解放され、健やかな毎日を取り戻すために、勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。
本記事は、一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断や治療に代わるものではありません。体に不調を感じる場合は、必ず医師の診察を受けてください。
