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睡眠障害

睡眠障害(不眠症)は何科を受診すべき?受診科を選ぶポイントや7つの対処法

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結論として、睡眠障害(不眠症)は症状や個人の状況に応じた診療科を選びましょう。

本記事では、診療科の選び方のポイントとあわせて、不眠症の対処法7選も紹介しています。悩んでいる方はぜひ試してみてください。

なお、睡眠障害(不眠症)の治療は横浜よりそいメンタルクリニックにご相談ください。経験豊富な専門医が在籍しており、環境面や設備面も充実していて、専門的な治療を受けられます。

睡眠障害(不眠症)は何科を受診すべき?

疲れたビジネスマンが机の上で寝ている、男が横になって休んでいる - 睡眠障害  ストックフォトと画像

結論としては以下の通りです。

  • 受診を迷っている方はまずは内科へ
  • 精神面の問題で睡眠に悩んでいる方は精神科・心療内科へ
  • 睡眠専門外来もひとつの手段

それぞれ解説します。

受診を迷っている方はまずは内科へ

原因がよくわかっていない方は、まず内科を受診してみましょう。

一般的な診察を受けられて、生活習慣の指導や軽い睡眠薬の処方もしてもらえます。かかりつけ医がいる方は、受診の負担も減らせるでしょう。

また、身体的な検査もしてもらえるため、睡眠障害の原因になっている箇所を特定できるかもしれません。

睡眠の悩みでとりあえず病院に行ってみようと思っている方には、内科の受診がおすすめです。

精神面の問題で睡眠に悩んでいる方は精神科・心療内科へ

不安が強くて眠れないなどの心理的な原因で悩んでいる方は、精神科や心療内科を受診してみましょう。

カウンセリングや薬物治療など、精神的な問題にアプローチした治療をするのでつらい悩みに早い効果が期待できます。

我慢すると、症状悪化の可能性があるので、ストレスを溜め込まないうちに受診することをおすすめします。

なお、睡眠障害に限らず不安や落ち込みが強い場合でも、早めの受診を検討しましょう。

睡眠専門外来もひとつの手段

最近では、睡眠障害や不眠症を訴える方に応えるべく、睡眠専門外来やクリニックも増えてきています。

より専門的な治療や検査を受けたい場合は検討してみるのもひとつの方法です。

睡眠の知識が豊富な医師が在籍していて、専門的なアプローチが受けられます。

ただ、前述した内科や心療内科ほど数が多くないため、自宅近くに睡眠専門クリニックが無い可能性もあります。もし通えそうな範囲で、睡眠専門クリニックがある方は検討してみるといいかもしれません。

そもそも睡眠障害(不眠症)とは?

アジアの女性 - 睡眠障害 日本人 ストックフォトと画像

睡眠障害とは、睡眠の質や量に問題が起きて日常生活に支障をきたしてしまう病気です。

なかでも代表的なのが不眠症で、日本人の多くが悩まされています。寝つきが悪かったり、睡眠の質が悪かったりして日中のパフォーマンスに大きな影響を及ぼしてしまいます。

睡眠障害は不眠症の他にもいくつか種類があり、それぞれに適切な治療が大切です。睡眠障害は、ストレスや生活習慣の乱れ、身体的な疾患などが主な原因になります。

睡眠障害の主な7つの種類

アジア人女性がベッドでソーシャルメディアで強調 - 寝れない ストックフォトと画像

睡眠障害には不眠症を含め、主に7つの種類があります。

  • 不眠症
  • ナルコレプシー
  • 概日リズム睡眠障害
  • 過眠症
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 睡眠時随伴症
  • むずむず脚症候群

ひとつずつ解説します。

不眠症

不眠症は睡眠障害の一種で、おもに4つのタイプに分かれます。

  • 入眠障害:布団に入ってもなかなか寝付けない
  • 中途覚醒:夜中に何度も目が覚める
  • 早期覚醒:朝早くに目が覚めて、そこから寝られない
  • 熟眠障害:眠りが浅く、疲れが取れない

上記の症状により、結果として日中の集中力やパフォーマンスが低下し、生活に大きな影響を与えてしまいます。

原因としては、ストレスや精神疾患、身体疾患などがあり、アルコールやカフェインの影響もあります。治療は薬物療法のほか、専門医による生活アドバイスなどが有効です。

ナルコレプシー

ナルコレプシーとは、昼間に強い眠気を繰り返し感じて眠り込んでしまう過眠症の一種です。我慢できないほどの眠気に襲われて、会話中や食事中でも眠りに落ちてしまうことがあります。

居眠りは数分から数十分で、目覚めはすっきりとしています。

原因は完全には解明されていませんが、脳の視床下部から分泌される「オレキシン」という物質の異常によるものと考えられているのが現状です。

ナルコレプシーが疑われる症状の場合は、脳神経内科や精神科を受診してみるのがおすすめです。

特発性過眠症

特発性過眠症も昼間に眠気を感じて、居眠りをしてしまう過眠症の一種です。

症状はナルコレプシーと似ていますが、居眠りの時間が一時間以上と長く、目覚めもすっきりとしません。また、脱力の症状もないのがナルコレプシーとの違いです。

寝ても寝ても眠いため、睡眠時間が長時間になる傾向があります。また、発症時期の特定が難しく、自律神経の調子に影響されることもあります。

原因は明確に特定されていません。特発性過眠症が疑われる場合は、内科や脳神経内科、精神科に相談してみるのがおすすめです。

概日リズム睡眠障害

概日リズム睡眠障害とは、体内時計と昼夜のリズムが合わず望ましいタイミングで寝たり起きたりできなくなる睡眠障害です。

この病気は、日勤と夜勤がある仕事の方や海外に頻繁に渡航する方に多く見られます。

治療法としては、高照度光療法や、メラトニンというホルモンを使用して体内時計の同調を促す治療などがあります。

診療科は、精神科や心療内科の受診がおすすめです。社会活動に参加できなくなる恐れがあるため、早めに病院に相談しましょう。

睡眠時無呼吸症候群

ベッドの女性は不眠症のために眠れない - 寝れない ストックフォトと画像

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に一時的に呼吸が止まり、睡眠の質が低下する病気です。

気道が塞がることが原因で、おおきないびきをともなうことが多く、酸素を取り込む量が低下します。その結果、脳に酸素が行きわたらず、中途覚醒が増えたり眠りが浅くなったりします

ただ、問題は睡眠の質だけでなく、健康上のリスクも出てくることです。睡眠時の無呼吸は血管や心臓に大きな負担がかかるため、心筋梗塞や脳梗塞、循環器系の病気のリスクが高まります。

肥満の方に多い病気ですが、それ以外の方もなる可能性があります。病気が疑われる方は早めの受診をしましょう。診療科は内科、呼吸器科、耳鼻科、循環器科などがおすすめです。

睡眠時随伴症

睡眠時随伴症とは、睡眠中や起床時に起こるさまざまな現象を総称した呼び方です。代表的なものは以下の通りです。

睡眠時遊行症(夢遊病)睡眠時に無意識に歩き回ったり、手足を動かしたりする現象。複雑な動きをすることもある。
睡眠時驚愕症(夜驚症)鳴き声や叫び声をあげたり、悲鳴をあげて起き上がったり混乱したりする現象。
レム睡眠行動障害睡眠中の夢の内容に反応して、実際に行動する現象。手足を動かしたり大きな寝言を言うことが多い。
悪夢障害怖い夢を何度も見てうなされたり、恐怖や不安を感じて眠りが浅くなってしまう現象。

睡眠時随伴症は、適切な治療とサポートを受けることで、症状をコントロールしやすくなります。

これらの症状がある場合は内科、精神科、心療内科に相談してみましょう。

むずむず脚症候群

むずむず脚症候群は、入眠時に脚に不快な感覚が生じてじっとしていられず、寝付けなくなる病気です。

原因は完全には解明されていませんが、鉄欠乏、神経伝達物質の異常などが関係していると言われています。

治療法は、鉄剤の補充などが挙げられます。睡眠の質に大きく影響し、日常生活にも支障が出やすいため、悩んでいる方は病院に相談してみましょう。

診療科は、神経内科や脳神経内科がおすすめです。

【不眠症は国民病?】不眠症の主な原因

夜彼の問題について考えて不眠症と睡眠障害に苦しんでいるベッドのアジア人男性 - 寝れない ストックフォトと画像

誰しも一度や二度は「眠れない…」と感じたことはあるでしょう。

不眠症は国民病ともいわれ、日本人には身近な病気です。ぜひとも原因を理解して、予防につなげてみましょう。

  • 継続的なストレス
  • 不規則な生活習慣
  • 精神的・身体的な病気によるもの
  • 薬剤や刺激物、たばこの影響

それぞれ解説します。

継続的なストレス

不眠症につながる大きな原因のひとつがストレスです。継続的なストレスは自律神経に悪い影響を与えます。

質の高い睡眠をするためには、寝る前のリラックスが大事で、副交感神経を優位にすることがポイントになってきます。しかし継続的なストレスがあるとうまくリラックスできず副交感神経が優位になりません。

そして不眠症の症状が出てくると、眠れないことがプレッシャーになりさらにストレスが増してしまいます。

そのような悪循環を生みださないためにも、ストレスは溜め込まないようにしましょう。仕事や人間関係で悩んでいる方は特に注意が必要です。

不規則な生活習慣

生活習慣の乱れは体内時計のリズムを乱すため、不眠症の原因のひとつです。体内時計とは、睡眠と覚醒のリズムを調整していて、人間の活動に重要な役割を担っています。

不規則な生活習慣のひとつとして、寝る直前にスマートフォンやパソコンを見ることが挙げられます。画面の光やブルーライトによって脳が興奮状態になり、寝付けなくなるのです。

就寝時間が遅くなってしまい、眠りも浅くなってしまうので不眠症の要因になってしまいます。

不眠症を予防するためにも、決まった時間での就寝と起床を心がけてみましょう。

精神的・身体的な病気によるもの

不眠症は精神的、身体的な病気が原因で起こることもあります。

たとえば、うつ病や不安障害は症状のひとつに不眠があり、不安や落ち込みとともにあらわれることがあります。これらの精神疾患は不眠症と関係が深いです。

また、喘息は夜中に咳が出たりするので睡眠を妨げることが多く、アトピー性皮膚炎は強いかゆみが生じるため夜中に目が覚めてしまって不眠につながることがあります。

慢性的な痛みを抱えている方も、痛みによりなかなか眠れなかったり、満足な睡眠が得られなくなることがあるでしょう。

薬剤や刺激物、たばこの影響

一部の薬剤の副作用やカフェイン、アルコール、たばこに含まれるニコチンも不眠の原因のひとつです。

一部の風邪薬、高血圧の薬の副作用から、不眠が引き起こされる場合があります。

またコーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには覚醒作用があり、入眠を妨げます。特にエナジードリンクにはカフェインが多く含まれているため、就寝前の摂取は避けましょう。

アルコールも眠りを浅くしてしまうため、夜中に何度も起きてしまう原因になります。そして、たばこに含まれるニコチンにも覚醒作用があるため、不眠の原因となってしまうでしょう。

不眠症の2つの治療法

クローズアップ男性の手は、病院の背景に医療医療アイコンと木のブロックを配置します。医療と健康保険の概念。 - 治療 ストックフォトと画像

不眠症には主に2つの治療法が用いられます。

  • 薬物療法
  • 睡眠環境や生活習慣の改善指導

それぞれ解説します。

薬物療法

不眠症の薬物治療には、主に睡眠薬が処方されます。

睡眠薬は、脳の神経伝達物質に作用し、眠気を誘ったり維持したりする効果が期待できます。そして薬の種類によって、効果の持続する時間が変わるのが特徴です。

寝つきに問題がある人は効果の持続時間が短い薬が用いられたり、睡眠時間が短い人には効果の持続時間が長い薬が用いられたりします。

個人の症状や生活スタイルに合った薬を服用することで、不眠症の改善に近づくでしょう。

医師の判断と指示にしたがって、適切な服用が大事です。

睡眠環境や生活習慣の改善指導

専門医からの睡眠環境や、生活習慣の改善指導も重要な治療のひとつです。

特に、寝室の環境を良くすることで不眠症が改善するケースがあります。いくつかの具体的な方法を紹介します。

照明は寝る1時間前には、間接照明などの薄暗い光にするのがおすすめです。寝るときは暗くして寝ましょう。

あとは、耳栓などをつけると眠りにつきやすくなります。空気が乾燥していると、鼻や喉の粘膜が乾燥して睡眠の質が悪くなってしまうため、加湿器を使用しましょう。

【対処法】日常生活でできる対策7選

医療相談室の医師と患者 - クリニック ストックフォトと画像

ここからは、日常生活で取り組める不眠症の対策7選を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  • 決まった時間に布団に入る
  • 栄養バランスのよい食事をとる
  • 太陽の光を浴びる
  • 適度な運動を心がける
  • 寝る前のスマートフォンは控える
  • 一日の中でリラックスする時間をつくる
  • 寝る3時間前からはカフェインとアルコールの摂取を控える

ひとつずつ解説します。

決まった時間に布団に入る

体内時計が乱れると睡眠に大きな影響を与えてしまうため、まずは決まった時間に布団に入ることを心がけてみましょう。

脳が「布団に入る時間は、眠る時間」だと認識するようになっていき、決まった時間に自然と眠気が出るようになります。

栄養バランスのよい食事をとる

不眠症改善には、栄養のある食事を取ることも効果が期待できます。

睡眠にはメラトニンというホルモンが関係しており、トリプトファンやマグネシウムはメラトニンの生成に必要な栄養素です。それらが含まれている食品を意識して取るようにしてみましょう。

トリプトファンは、ナッツ、鶏肉、魚、バナナなどに含まれています。マグネシウムは、ほうれん草、アーモンド、大豆などです。

不眠症のみならず、体調を整えるためには栄養のある食事が欠かせません。

太陽の光を浴びる

起床して、太陽の光を浴びると体内時計がリセットされる効果があります。すると、夜に自然と眠くなるため不眠症の改善に効果的です。

特に、午前中に外に出て太陽の光を浴びることが理想的です。ただ、それが難しい方はなるべく部屋のカーテンを開けて、室内に光を取り入れてみましょう。

適度な運動を心がける

朝、街の通りを走るアジアの若い女性 - 運動 ストックフォトと画像

適度な運動は、質の高い睡眠に大きく役立ちます。激しい運動をする必要はなく、軽いジョギングやウォーキングを少し行ってみましょう。

心地よい身体疲労は眠りを誘ってくれます。

ただ、就寝前の過度な運動は逆効果になる恐れがあるため、気をつけてください。

寝る前のスマートフォンは控える

寝る前のスマートフォン使用は、不眠の大きな原因のひとつとなりえます。

画面から出ているブルーライトが、脳を昼間だと勘違いさせ、睡眠を妨げてしまうためです。

睡眠の質を上げるためにも、寝る前はスマートフォンを触らずにリラックスをしましょう。スマートフォンの代わりにストレッチをしたり、ゆったりとした音楽を聞くのがおすすめです。

一日のなかでリラックスする時間をつくる

毎日の仕事や生活に追われる日々が続くと、リラックスする時間を忘れてしまうことがあるかもしれません。

長時間の緊張状態やストレスは、不眠症に大きな影響を与えてしまいます。気付いたときに5分でも温かい飲み物などを飲む時間を作ってみてはいかがでしょうか。

日中のストレスが大きすぎると、睡眠で解消できずに蓄積してしまいます。こまめな息抜きをぜひ取り入れてみましょう。

寝る直前のカフェインとアルコールの摂取を控える

寝る直前のカフェインとアルコールの摂取は、睡眠の質低下につながるので控えましょう。

カフェインには覚醒作用があり、寝つきを悪くすることがあります。アルコールも眠りが浅くなってしまうため、夜中に目が覚めてしまう原因になります。

寝る前に飲酒をする良くない習慣が身についてしまっている方は、注意しましょう。

睡眠障害(不眠症)は状況に応じた診療科へ

白と木のスタイルの豪華でミニマリストの病院受付カウンターエリアとカウンター - クリニック ストックフォトと画像

睡眠障害(不眠症)は、自分の症状や状況に応じた診療科を受診してみましょう。

どこの科に相談すればいいか分からずに、治療を後回しにしてしまうと症状が悪化してしまう可能性があります。ぜひ本記事を参考にしてみてください。

また、受診を悩んでいる方は我慢せず、まずは病院に相談してみることをおすすめします。

当院では睡眠障害(不眠症)はもちろん、うつ病などの精神疾患も含め、対応が可能です。

アクセスも良く、土日も診療しており、設備面も充実していて通院しやすい環境が整っています。ぜひ横浜よりそいメンタルクリニックまでご相談ください。

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