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注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは
注意欠陥多動性障害(ADHD)とは、実際の年齢と比べると注意力がなかったり、落ち着きがなかったりなどの特徴が見られ日常生活に支障をきたしてしまう病気のことです。注意欠陥多動性障害(ADHD)は子どもの時だけでなく大人になってから診断されることも多々あります。注意力が低いために仕事のミスを起こしやすく人間関係のトラブルもよく見られうつ病や睡眠障害などの精神疾患の症状を発症しやすくなるのも特徴です。もしも、自身や子どもが注意欠陥多動性障害(ADHD)かもしれないと感じたら早期に当院までご相談ください。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の主な症状
注意欠陥多動性障害(ADHD)を抱える患者には「不注意」「多動性」「衝動性」に関する以下の症状が見られる傾向にあります。
主な症状・重要な事柄でも期限を守ることができない
・注意力が低く仕事でのミスや物忘れがよく見られる
・じっと座っていることができない
・そわそわと手足を動かしている
・場違いな発言を繰り返してしまう
・言動に安定性が見られない
・感情的になりやすい など
注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療方法
注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療には、「薬物療法」と「カウンセリング」が用いられることが一般的です。
・薬物療法
注意欠陥多動性障害(ADHD)の患者はノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどの脳内の神経伝達物質が少ない傾向にあり、神経伝達物質の量が少ないことが原因で、不注意や落ち着きのなさなどの症状が現れると考えられています。そのため、薬物治療により、脳内の神経伝達物質の不足を改善することで、注意欠陥多動性障害(ADHD)特有の症状を抑制することができます。
・カウンセリング
専門のカウンセラーとのカウンセリングを通して、日常生活においての物事についての考え方の修正や場面ごとに必要な対応ができるように思考を整えます。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の診断方法
注意欠陥多動性障害(ADHD)の診断には、米国精神医学会が作成する精神疾患・精神障害の分類マニュアルである「DSM-5」の診断基準が一般的に利用されます。もしも、自身が注意欠陥多動性障害(ADHD)かもしれないと感じたら以下のチェックシートを確認してください。以下の質問に「はい」が6個以上当てはまる場合は注意欠陥多動性障害(ADHD)の可能性があります。