10/1より当院は「横浜よりそいメンタルクリニック」に名前が変わります。
当院はビル2階にございます。エレベーター1台につき時間がかかるため余裕を持ってのご来院をお願い致します。

神奈川県横浜駅の西口から徒歩2分。当日利用可能な心療内科・精神科

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摂食障害とは

摂取障害とは食べ方や食事量などの摂取行動に深刻な乱れが続く病気のことです。摂取障害は単に摂取行動の乱れだけでなく心や体両方に症状がでることがあります。この病気は特に女性や10代から20代の若者に多く見られますが、年齢や性別に関わらず誰にでも発症のリスクがあります。摂食障害の症状には決められた量の食事を摂ることができなかったり、自分の意思に反して大量にご飯を食べてしまったり、食べたものを故意に嘔吐してしまったりなどさまざまな症状が見られます。

摂食障害の3つのタイプ

摂取障害は症状によって「神経性やせ症」「神経性過食症」「過食性障害」の3つのタイプに分類されます。それぞれのタイプの特徴を確認していきます。

・神経性やせ症
体重が増加することを恐れて極端に食事の量を抑えてしまう。周りから見ると痩せすぎているのに、自身は痩せているとは感じず低体重を維持する行動が顕著に見られる病気です。
・神経性過食症
摂取行動のコントロールができなくなり、必要以上に食事を摂取してしまう。食べ過ぎを後悔してしまい食事後に下剤や嘔吐を使用して食べたものを排出しようとする行動が顕著に見られる病気です。
・過食性障害
食事を食べる量をコントロールできず、お腹が空いていないのに食べてしまう、通常よりも早く食べてしまうなど明らかな過食症が見られる病気です。神経性過食症との違いは、食べ過ぎの後に下剤や嘔吐などの埋め合わせ行動が見られない点が違いとなります。

摂取障害の主な症状

摂取障害になると食行動に関する症状だけでなく精神的症状や身体的症状が現れることがあります。それぞれの症状を確認していきます。

食行動に関する症状・体重を気にして食べのを食べられない ・ストレスが溜まると過食をしてしまう
・食べ物のことが頭から離れない ・食事後にトイレで吐くなどの行動が見られる
・食事後に罪悪感が湧く など

精神的症状・体重が増えることへの恐怖心がある ・抑うつ症状 ・イライラする
・孤独感が強い ・自尊心が低い ・人と関わりたくなくなる ・制欲が低下する など

身体的症状・極端に体重が増加する、減少する ・栄養失調状態が現れる ・睡眠が取れない
・高コレステロール血症 ・嘔吐や下痢 ・皮膚の乾燥 など

摂食障害の治療方法

摂取障害の治療は、食事量の管理や栄養の摂取状況の改善だけでなく心理面や身体面への治療が必要となります、例えば心理面へのアプローチとしては、心理教育、栄養指導、認知行動療法や家族療法などが有効とされています。また、身体に異常が見られる場合は、身体的な治療や薬物療法を併用することで効果的な治療を行うことができます。

摂食障害の診断方法

もしも、自身が摂取障害かもしれないと感じたら以下のチェックシートを確認してください。以下の項目に複数当てはまる場合は摂取障害の可能性が高いため、早急に当院にご相談ください。

摂食障害