「オンライン診療で薬・処方箋の対応可能な心療内科・精神科が知りたい」
「オンライン診療は薬だけもらうことができる?」
「オンライン診療で薬や処方箋をもらう際の注意点は?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
うつ病や適応障害などのこころの不調に関する診療はオンラインでも可能となりました。
また、オンラインでの診察だけでなくお薬の配送が可能なクリニックが増えてきました。
本記事では、オンライン診療で薬・処方箋の対応可能な心療内科・精神科クリニックを5選紹介します。また、オンラインでお薬をもらう際の注意点も解説するため参考にしてください。
*よりそいメンタルクリニックのオンライン診療は新宿院でのみ対応しております。
薬だけ欲しい方はオンライン診療がおすすめな理由
オンライン診療は特に薬が欲しいだけの方にとって非常に便利な選択肢です。
薬だけ欲しい方はオンライン診療がおすすめな主な理由は以下の4つです。
- 自宅で薬や処方箋を受け取れる
- プライバシーが守られる
- 通院が不要
- 近くに心療内科・精神科がなくても継続的な治療がしやすい
心療内科・精神科で薬をオンライン診療でもらいたい方はぜひ活用してみましょう。それぞれ確認していきます。
自宅で薬や処方箋を受け取れる
オンライン診療の最大のメリットの一つは、自宅で薬や処方箋を受け取れる点です。
パソコンやスマートフォンを介して診察を受けた後、薬は郵送でご自宅に届けられるため病院や薬局に行く必要がありません。
特に、風邪やインフルエンザなどの症状で外出が困難な場合や、育児や介護で忙しい方には非常に便利です。
診療後、速やかに薬が送られてくるので症状の緩和を早めることが可能です。健康管理がより手軽になり生活の質も向上します。
プライバシーが守られる
オンライン診療ではプライバシーがしっかりと守られます。
自宅で診療を受けられるため、他の患者に会うことなく、誰にも知られずに医師と相談ができます。
特に、精神科や心療内科の処方薬を必要としている場合人目を気にせず診療を受けられるのは大きなポイントです。
通院が不要
通院の手間が掛からないのも、オンライン診療の大きなメリットです。通院には移動時間や待ち時間が伴いますが、オンライン診療であればその必要がありません。
家から出ることなく、忙しいスケジュールの中でも診察を受けられるので、時間の節約にもなります。
特に、遠方に住んでいて近くに病院がない方や、体調が優れず外出がしにくい方にとってはオンライン診療は非常に助かるサービスです。
オンライン診療であればいつでもどこでも医師のアドバイスが受けられる環境が整っています。
近くに心療内科・精神科がなくても継続的な治療がしやすい
オンライン診療は、近くに専門の医療機関がない場合でも心療内科や精神科の治療が継続しやすくなります。
定期的なカウンセリングや処方薬の相談を、自宅から簡単に受けられるため、途切れることなく治療が続けられます。
また、専門医に直接相談できるため信頼して治療を任せられる安心感もあります。これにより、継続的な治療がスムーズに進みます。
オンライン診療で薬・処方箋の対応可能な心療内科・精神科5選
オンライン診療で薬・処方箋の対応可能な心療内科・精神科クリニックを5選紹介します。
- 新宿心療内科よりそいメンタルクリニック
- 疲れと眠りのクリニック
- iこころクリニック日本橋
- ハロスキンクリニック
- my clinic
クリニックによっても特徴が異なるため、自身に適したクリニックを見つけてください。
新宿心療内科よりそいメンタルクリニック
クリニック名 | 新宿心療内科よりそいメンタルクリニック |
所在地 | 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1−17 エキニア新宿 302 新宿心療内科よりそいメンタルクリニック(Google map) |
アクセス | JR新宿駅東口 徒歩3分 東京メトロ新宿三丁目駅 徒歩3分 東京メトロ東新宿駅 徒歩3分 西武新宿線 新宿駅 徒歩3分 |
診療時間 | 全日:10:00〜14:00/15:00〜19:00 |
休診日 | 不定期 |
対応可能な診療科 | 心療内科・精神科 |
新宿心療内科よりそいメンタルクリニックは、個々の患者に最も適した治療計画を提供しています。
オンライン診療では患者が自宅など気軽な環境で安心して診察を受けられるよう、細やかな配慮がされています。
また、クリニックは新宿駅から徒歩わずか3分の好立地に位置しており、関東圏内の方々にとってオンラインと対面の診療の両方を柔軟に利用できる利便性があります。
さらに、初診時から必要な診断書や処方箋を発行し郵送するサービスも提供しており、オンライン診療で診断書や処方箋が必要な方に対しても非常に適したサービスを提供しています。
新宿心療内科よりそいメンタルクリニックの対応可能な疾患
- うつ病
- 躁うつ病(双極性障害)
- パニック障害
- 不眠症
- 適応障害
- 過敏性腸症候群
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- 自律神経失調症
- 不安障害
- ストレス
- 人間関係の悩み
新宿心療内科よりそいメンタルクリニックの院長
院長 | 鈴木康一 |
経歴 | 医療法人三省会 本多病院 医療法人弘心会 武蔵の森病院 医療法人立川メディカルセンター 柏崎厚生病院 東京医科大学病院 精神医学教室 准教授 |
専門医資格 | 精神科専門医 精神保健指定医 精神科指導医 |
新宿心療内科よりそいメンタルクリニックのおすすめポイント
疲れと眠りのクリニック
クリニック名 | 疲れと眠りのクリニック |
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋4-5-12 TERASOMAビル2階 |
診療時間 | 10:00~20:00 |
休診日 | 不定休 |
対応可能な診療科 | 心療内科、精神科 |
大阪市の淀屋橋に位置する疲れと眠りのクリニック淀屋橋は、特に疲労に関連する健康課題に重点を置いた医療を提供しています。
対面診療はもちろんのこと、オンライン診療も最初の診察から利用可能です。そのため、多忙な方にも大変便利です。
ただし、初回のオンライン診療で保険が使えるのは毎週水曜日限定ですので、利用の際はこの点にご注意ください。
クリニックでは過労や慢性疲労症候群、起立性調節障害など多岐にわたる症状に対応しており、患者それぞれの状態を丁寧に評価した上で、最適な治療法を提案しています。
iこころクリニック日本橋
クリニック名 | iこころクリニック日本橋 |
所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町2-6-6 ライフサイエンスビル8階 |
診療時間 | 9:00〜18・00 9:00~20:00(水曜日)、11:00~19:00(木曜日)、9:00~17:30(金曜日) |
休診日 | 祝日 |
対応可能な診療科 | 心療内科・精神科 |
日本橋に位置する医療法人社団五条会のiこころクリニックは、オンライン診療を提供するメリットクリニックです。
外出が難しいことが理由で通院が困難な方々でも気軽に診察を受けられます。
診療は平日と週末で時間が異なりますので、事前の確認が重要です。診療が18時までの日には、初回診察は16時30分まで、再診は17時までに予約を取ることができます。
一方、診療が20時まで可能な日は18時30分までに初診を19時までに再診の予約をとる必要があります。
また、処方された薬は自宅へ配送してもらうか、普段利用している薬局での受け取りを選択できます。
ハロスキンクリニック
クリニック名 | ハロスキンクリニック |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西2丁目8-11 グランベル恵比寿Ⅳ 7階 |
アクセス | JR恵比寿駅より徒歩4分 |
診療時間 | 月〜金:10:00〜19:00 |
休診日 | 土日 |
対応可能な診療科 | 心療内科・精神科 |
恵比寿に位置するハロスキンクリニックでは、精神疾患に関する幅広い経験を持った専門家がオンラインで診察を行っております。
診療は平日の午前10時から午後2時、午後3時から午後7時まで受け付けています。
予約方法は非常に簡単で、LINEを通じて最短1分で完了することが可能です。
さらに必要に応じてその日のうちに診断書を手配するサービスも用意しています。
my clinic
クリニック名 | my clinic |
所在地 | 大阪府堺市堺区向陵中町2-5-10 三国ヶ丘杉本ビル4階 |
診療時間 | 9:30〜17:00 |
休診日 | 日曜日、祝日 |
対応可能な診療科 | 心療内科、精神科、内科 |
堺市にあるmy clinicは、心療内科および精神科として、オンラインと対面の診療を実施しています。
また、このクリニックでは内科の診療も行っており、多様な患者のニーズに応じたケアを提供しています。
特に、睡眠障害やうつ不安といった精神的な症状を持つ患者に対して初回診療から継続的なケアを提供し患者の生活の質向上を目指しています。
オンライン診療で薬・処方箋をもらう際の注意点
オンライン診療は非常に便利ですが、薬や処方箋をもらう際にはいくつかの注意点があります。
- 対応していないクリニックもある
- 薬の処方のためには診察が必須
- 初診の薬の処方は1週間分まで
- 詳しく検査ができないため適切な薬がもらえない場合も
それぞれ確認していきます。
対応していないクリニックもある
オンライン診療は徐々に普及していますが、すべての医療機関がこのサービスに対応しているわけではありません。
特に、地域によっては対応しているクリニックが少ない場合もあります。オンライン診療を希望する際には、事前にクリニックが対応可能かどうかを確認することが重要です。
予約を取る前に、オンライン診療を受けるための手続きや必要な情報について詳しく調べておくと、スムーズに進められるでしょう。
薬の処方のためには診察が必須
オンライン診療で薬を受け取るには、まず医師の診察を受ける必要があります。
これがなければ、法律上の制約からも薬を処方してもらうことはできません。
診察は通常ビデオ通話を通じて行われ、患者の状態を確認するための重要なステップとなっています。
症状や病歴を正確に伝えることで、医師が適切に判断し、必要な処方を行うことが可能になります。
したがって、診察を軽視せずしっかりと受けることを心がけましょう。
初診の薬の処方は1週間分まで
オンライン診療における初診では、法的な制約により基本的に薬の処方は1週間分までに制限されています。
これは、薬の適用が患者にとって安全であるかどうかを確認するための措置です。
症状が長引く場合や薬の効果が十分でない場合は、再び診察を受ける必要があります。
このような制約があることを理解し、必要に応じて再診の準備をしておくことが重要です。患者の安全を第一に考えた制度であるため、規則に従って利用しましょう。
詳しく検査ができないため適切な薬がもらえない場合も
オンライン診療では、対面診療と比べて詳細な検査が難しい場合があります。そのため、医師が診断に必要な情報を十分に得られないことがあり、適切な薬が処方されないケースもあるのです。
特に、血液検査が必要な場合でもオンラインではその場で行うことができないため限られた情報で判断せざるを得ません。
必要に応じて対面診療を受けることも考慮し、オンライン診療の限界を理解しながら利用することが重要です。
オンライン診療の注意点の対処法
オンライン診療は手軽で便利ですが、前述の通り注意が必要な点も存在します。
ここでな、こうした注意点に対処するためには対処法を2つ紹介します。
- 対面とオンライン診療どちらも対応可能なクリニックを受診する
- 症状が軽いうつに早めに受診しておく
それぞれの対処法を確認しておきましょう。
対面とオンライン診療どちらも対応可能なクリニックを受診する
病状によっては、オンライン診療だけでは不十分な場合もあります。そんな場合に備えて、対面診療も選択肢に入れられるクリニックを選ぶと安心です。
クリニックによっては、オンラインと対面の診療を組み合わせて柔軟に対応しているところもあります。
特に、初診は対面で、その後の経過観察をオンラインで行うといった方法を採用している医院も少なくありません。
事前にクリニックに問い合わせ、どのような診療スタイルを提供しているのかを確認しておくことがおすすめです。
症状が軽いうちに早めに受診しておく
こころの不調は初期段階での受診が重要です。オンライン診療を活用することで、ストレスや不安を感じた際にすぐに相談できる環境が整います。
症状が軽いうちに受診をしておくことで詳しい検査などが不要なため、オンラインで診療を完結できる可能性が高まります。
オンライン診療でスムーズに治療を進めるために、こころの不調を感じたら早めに診察を受けましょう。
心療内科・精神科クリニックのオンライン診療で薬・処方箋をもらう流れ
オンライン診療を通じて薬や処方箋を受け取るまでの具体的な流れを6つのステップで紹介します。
- ステップ①:予約を取る
- ステップ②:通信環境を整える
- ステップ③:診察・診断を受ける
- ステップ④:薬・処方箋の配送を依頼する
- ステップ⑤:支払いをする
- ステップ⑥:薬・処方箋が配送されてくる(もしくはデータでくる)
それぞれ確認してスムーズにオンライン診療を受けてください。
ステップ①:予約を取る
オンライン診療を受けるためには、まず初めに予約を取る必要があります。多くのクリニックでは、Webサイトや専用アプリを通じてオンラインで予約が可能です。
予約の際には、診察希望日や時間帯を選び、必要な情報を入力します。また、初診の場合は医療歴や現在の症状についての事前情報を求められることがあります。
ステップ②:通信環境を整える
オンライン診療では安定したインターネット接続が重要です。事前にWi-Fi環境やデータ通信量を確認し、十分な通信速度を確保しておきましょう。
また、診療時に使用するデバイス(パソコンやスマートフォン)のカメラとマイクが正常に作動するか事前にテストしておくことも大切です。
通信が不安定だと診察が途中で止まる可能性がありますので、可能であればリラックスできる場所で接続しましょう。
ステップ③:診察・診断を受ける
予約時間になったら指定のリンクやアプリから診療に参加します。医師と画面越しに対話する形で、症状や悩みを詳しく伝えることができます。
問診を通じて、医師は診断を行い、治療方針や必要な薬を提案します。
プライバシーも重要ですので、他の人に聞かれない環境を選びましょう。
もし何か不明点がある場合はこのタイミングで質問し、自分の症状の理解を深めることが大切です。
ステップ④:薬・処方箋の配送を依頼する
診察後医師が必要な薬を処方することが決定されます。その場合、処方箋をどのように受け取るか指示に従って手続きを行います。
多くの場合、処方箋は指定の薬局で薬を受け取るか自宅に配送してもらうことが可能です。
配送を希望する場合は配送先の住所や希望配送日時などを提出し配送手配を依頼します。
ステップ⑤:支払いをする
診療費や薬の料金を支払うステップです。支払い方法はクリニックによって異なりますが、クレジットカード決済や銀行振込、場合によっては電子マネーでの支払いが可能です。
明確な金額が記載された請求書または明細書を確認し正確に支払い手続きを行いましょう。
支払い後の確認メールなども保存しておくと安心です。
ステップ⑥:薬・処方箋が配送されてくる(もしくはデータでくる)
最後に、手配した薬や処方箋が自宅に届きます。薬局からの配送の場合、梱包状況や使用方法の記載がされているか確認しましょう。
デジタルでの受け取りの場合は、処方箋のデータが送られてくることもあります。
いずれの場合も、説明書に従って薬を適切に使用し疑問点があれば早めに医師や薬剤師に相談することで、より安心して治療を進めることができます。
心療内科・精神科クリニックのオンライン診療に関するよくある質問
最後に、心療内科・精神科クリニックのオンライン診療に関するよくある質問を2つ紹介します。
- オンライン診療で保健適用されますか?
- 未成年でも診療を受けられますか?
それぞれ確認して疑問や悩みを解消してください。
オンライン診療で保険適用されますか?
心療内科・精神科クリニックのオンライン診療でも一般的に保険は適用されます。
ただし、特定の治療においては保険適用外となることもあるため事前に個々のクリニックにお問い合わせいただくことをおすすめします。
未成年でも診療を受けられますか?
未成年の方もオンライン診療の対象となることが可能ですが、いくつかの条件が伴います。通常、未成年がオンライン診療を受ける場合には、親や保護者の同意が必要です。
また、未成年の患者の精神的および身体的な健康状態を考慮し、場合によっては対面診療が推奨されることもあります。
各クリニックによって対応が異なる場合がありますので、診療を希望するクリニックに早めに相談することをおすすめします。
心療内科・精神科クリニックのお薬はオンライン診療で気軽に受け取れる
オンライン診療の普及により心療内科や精神科で処方されるお薬もより手軽に受け取ることができるようになっています。
診療の後、医師の指示に基づき指定した薬局での受け取りや自宅への配送サービスを利用することが可能となっています。
これにより、直接クリニックに足を運ぶことなく、必要な治療を継続することができます。
具体的な受け取り方法や手数料については、利用するクリニックや薬局に確認してください。