横浜心療内科・精神科よりそいメンタルクリニック

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不眠症

「布団に入ってもなかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「ぐっすり眠った感じがしない」——こうした状態が続き、日中の生活に支障が出ているなら、不眠症かもしれません。

不眠は日本人の多くが経験する、もっとも身近な睡眠の悩みです。一時的なものなら心配いりませんが、長く続く場合は適切な対処が必要です。本記事では、不眠症のタイプ・原因・治療法と、今日から実践できる改善法を、横浜駅西口の心療内科・精神科の視点で解説します。より広い睡眠の問題については睡眠障害のページもあわせてご覧ください。

不眠症とは

不眠症とは、適切な睡眠環境がありながらも「寝つけない」「途中で目が覚める」などの状態が続き、日中に倦怠感・集中力低下・気分の落ち込みなどの不調をきたす状態です。単に睡眠時間が短いことを指すのではなく、「夜の眠りにくさ」と「日中の不調」の両方がそろって初めて不眠症と考えます。

週に3回以上の不眠が3か月以上続く場合は「慢性不眠症」とされ、専門的な対処が望まれます。

不眠症の4つのタイプ

不眠症は、眠りのどの部分に問題があるかによって、主に4つのタイプに分けられます。複数のタイプが重なることもあります。

  • 入眠障害……布団に入ってから寝つくまでに時間がかかる(もっとも多いタイプ)
  • 中途覚醒……眠っている途中で何度も目が覚め、その後なかなか寝つけない
  • 早朝覚醒……予定より早く目が覚めてしまい、それ以降眠れない(高齢者やうつ病で多い)
  • 熟眠障害……睡眠時間は足りているのに、ぐっすり眠れた感じがしない

不眠症の症状と日中への影響

不眠症の本当の問題は、夜だけでなく日中に現れます。

  • 日中の強い眠気・倦怠感
  • 集中力・記憶力・判断力の低下
  • 気分の落ち込み・イライラ・不安
  • 頭痛・めまい・食欲不振
  • 仕事や家事のミス、事故のリスク増加

不眠が続くと、うつ病や不安障害のリスクが高まることも分かっており、早めの対処が大切です。

不眠症の原因

ストレスと過覚醒

悩みや緊張があると、脳と体が興奮した「過覚醒」の状態になり、眠ろうとしても寝つけなくなります。「眠らなければ」という焦り自体が、さらに眠りを妨げる悪循環を生みます。

生活習慣・睡眠リズムの乱れ

不規則な就寝・起床時間、就寝前のスマートフォン使用、運動不足、昼寝のとりすぎなどが、体内時計を乱して不眠の原因となります。

カフェイン・アルコール・タバコ

カフェインやニコチンには覚醒作用があります。寝酒(アルコール)は寝つきを良くするように感じても、睡眠を浅くし中途覚醒を増やします。

身体疾患・精神疾患

痛みやかゆみ、頻尿、睡眠時無呼吸などの身体的要因のほか、うつ病・不安障害などの精神疾患でも不眠は典型的に現れます。

薬剤の影響

一部の薬の副作用として不眠が生じることもあります。服用中のお薬は診察時にお知らせください。

不眠症のセルフチェック

  • 寝つくまでに30分以上かかる日が週に何度もある
  • 夜中に目が覚め、その後眠れないことが多い
  • 予定より早く目が覚めてしまう
  • 眠った気がせず、日中に強い眠気や倦怠感がある
  • 眠れないことへの不安が強くなっている

※受診の目安です。診断は医師の診察によって行われます。

不眠症の治療法

睡眠衛生指導

まずは睡眠を妨げている生活習慣を見直すことが治療の土台です。就寝・起床時間を一定にする、朝に光を浴びる、寝室環境を整える、といった工夫を一緒に組み立てます。

認知行動療法(CBT-I)

不眠に対する認知行動療法(CBT-I)は、薬に頼らずに不眠を改善する方法として国際的に推奨されています。「眠れないのに長く床にいる」習慣を見直し、眠りへの不安や思い込みを修正していきます。

薬物療法

必要に応じて睡眠薬を用います。近年は、自然な眠気を促すオレキシン受容体拮抗薬メラトニン受容体作動薬など、依存が起こりにくいタイプが治療の中心になっています。当院ではお薬に頼りすぎない方針のもと、減薬・中止までを見据えて処方します。

今日からできる睡眠改善のポイント

  • 眠くなってから布団に入る(眠れないまま長く横にならない)
  • 毎朝同じ時間に起き、朝日を浴びる
  • 就寝1〜2時間前はスマホ・PCの強い光を避ける
  • 夕方以降のカフェイン、寝酒を控える
  • 昼寝は15〜20分以内・午後早めまでに

よくある質問

睡眠薬は癖になりませんか?

現在主に使われるオレキシン受容体拮抗薬やメラトニン受容体作動薬は依存性が低いタイプです。医師の指示に沿って使えば安全性は高く、症状の改善に合わせて減薬を進めます。

睡眠時間は何時間が正解ですか?

必要な睡眠時間には個人差があります。時間の長さよりも「日中を元気に過ごせているか」を目安に考えることが大切です。

市販の睡眠改善薬で対処してもよいですか?

一時的な不眠には選択肢になりますが、不眠が長引く場合は背景に別の原因が隠れていることもあります。一度ご相談ください。

横浜で不眠のご相談なら当院へ

横浜心療内科・精神科よりそいメンタルクリニックは、JR横浜駅西口より徒歩2分。土日も診療しており、お忙しい方も通院を続けやすい環境です。「ただの寝不足」と我慢せず、つらい不眠はお気軽にご相談ください。WEB・LINEから24時間ご予約いただけます。

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